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陰極まって、陽生ず

緊急事態宣言が全国的に解除されました。

 

久しぶりのブログです。

この時期を選んだわけではないけれど

書きたくなるまでブログは書かない、と決めていたら、今日になりました。

 

大阪に緊急事態宣言が出されたのは4月7日。

 

 

何がどうなっても、確かなことは

 

すべてのことは、良くなるために起きている

すべての人に最適なことが起きている

 

ということ。

 

それは間違いないので

今後の展開が楽しみでもあるけれど、

その過程で、多かれ少なかれ痛みを伴うだろうということは

予想していました。

 

自分にとってその痛みとは何だろう?

というのが、正直不安でもありました。

 

そうしたら

翌々日の9日、文字通り、猛烈な胃の痛みに襲われました。

 

胃の持病もなく、食あたりでもないのに、突然の痛み。。。

まるまる1日起き上がれなくて

やっと気づいた、そのメッセージの核心は

 

「ホンネからずれてきているよー」

「自分の中心に戻ってー」

 

ということだということがわかりました。

 

ブログは基本的に日記なので、何を書いてもいいんだけれど

やはり自分のノートにではなく

公開を前提とするものは、おのずと違いますね。

 

実感のあることしか書かない

本当に思うことしか書かない

 

と思ってやってきましたし

実際、そうとしかできない質なんですが

 

普段から、ブログに書くネタを考えていると

頭の中で、知らず知らず文章を組み立てていたりします。

自分の腑に落として、ホンネをわかった上で

外向きに伝わるように書けばいいんですけれど

 

その過程が十分でないのに、頭の中で作文してしまうことも

知らず知らずのうちに増えてきていたんですね。

 

自分の内側から湧いてくるものを生きるのでなく

外側を向いていたということなんですね。

 

更にSNS等で

いろいろな人が、いろいろなことを発信していますけれど

 

入ってくる情報があまりにも多すぎて 

 

いったん、インプットもアウトプットも止めました。

 

というわけで

私にとっては、外出自粛要請の出されていた間は

できるだけ入ってくる情報をシャットアウトして、

 

ひたすら

 

「今、この瞬間、心が動くことをやる」

「心が動かないことはやらない」

 

ということを徹底しました。

 

もともと、そうしていたつもりでしたが

だんだん

「やらないといけないと、勝手に思い込んでいること」

の比率が増えてきていたんですね。

 

 

ブログもSNSもお休み、

レイキアチューンメントは対面のみなので

お仕事もなし、

 

「ひたすら自分に向かう時間を与えられた」

 

と思いました。

 

そこで外出自粛中は、新たに始めたことが楽しくて

また、貴重な気づきを得たのですが

 

それは次回書くとして。。。

 


  

タイトルの

「陰極まって、陽生ず」

ですね。

 

ものごとが「悪く」なっていって 

それが極に達して「最悪」の状況に思えても

そこから転じて、状況は好転していく

ということですね。

 

家にいる時間が増えて

DVに悩む人が更に窮地に追い込まれているという話を聞きます。

 

私などは、一回でも暴力を振るわれたら

その人とはやっていけないと思いますが

「とにかく、早くそこから逃げてー」

と叫びたくなるような状況で、長年耐えている人もいるんですね。

 

8割くらいまで限界だけれど

あと2割くらいなら耐えられる・・・と何とか踏みとどまってきた人が

今回、我慢の限界に達して、ひどい状況から抜け出せたとしたら

一時的に、更に痛みを伴うことになっても

やっぱり、すべては良くなるために起こっているわけですもんね。

 

「虎の背に乗っている人は、そこから降りることを恐れる」

という格言がありましたっけ、

詳しくは忘れましたが

周りから見たら、「なんちゅう危険なところにいるねん??」

とびっくりするようなところから、降りない人もいるんですね。

 

もっとはっきり言うと

ここから降りると、更に怖い目に逢うのでないかと恐れて

その不安のために、今の状況の方が、まだましだと思ってしまうんですね。

 

人間は「わからないこと」をとても恐れますからね。

 

「良くなる可能性があるけれども、先が見えないこと」と

「かなりひどいけど、慣れ親しんだ痛み」とを比べたら

後者を選ぶことが多いという統計があります。

 

生き延びるために、危険を予知し、石橋を叩いて渡るのは

生き物として自然なことでもあります。

  


 

 

 

「限界の限界の、さらに限界」までがんばって

遂に力尽きた時、やっと

環境を変えることができる、というのもよくあることですね。

 

私は、肉体的暴力は我慢しませんが

精神的暴力には、かなり耐えてきた方で

今から思うと、「どうしてあそこまで我慢したんだろう・・・」

と思うことはたくさんあります。

今思うと、信じられないくらいです。

 

物理的に離れて、時間も経ってみると

「環境を変えて良かった」

って思うのです。

 

失業した人もたくさんいますけれど

「新しい仕事を始めるチャンス」

「生き方を見直す良い機会」

にもなりますね。

 

というより

それ以外にはなり得ないと思います。

 

何度となく失業し、離婚もし、経済的に大ピンチに陥ったこともありますけれど

後から見ると

「あそこであの経験があって、ほんとに良かった!」

と思うことしかありません。

 

渦中にいる時は

「そんなこと言ってる場合とちゃうねん」

って思うかもしれませんけれど

乗り越えてしまうと

「あの経験がなければ、今の自分はない」

って思う時が、必ず来ます。

 

すべてのことは、良くなるために起きている

すべての人に最適なことが起きている

 

これだけは間違いないと思っています。

そこだけはぶれないで、気持ちを明るく持っていきたいですね🌈

 

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