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レイキの「霊」は「幽霊」や「亡霊」の「霊」じゃないですよー


 

レイキと聞くと、

はじめての人はだいたい

「霊気」と言う文字を思い浮かべますね。

 

「亡霊」の「霊」とか、「幽霊」の「霊」とか

「霊感商法」の「霊」ですね。

 

私も初めて聞いたら、そう思うだろうと思います。

 

  

この間、こんなこと言う人に会いました。

 

これから地球は三次元から五次元にアセンションするので

レイキのような、人間界に近いエネルギーには興味はない、

自分に関心のあるのは五次元のエネルギーとアクセスすることなんだ!

 

 

と、おっしゃっていました。

 

 

人氣(じんき)

霊氣(れいき)

神氣(しんき)

 

という言葉があります。

 

 

その人の頭の中では

 

人氣(じんき)= 三次元

霊氣(れいき)= 四次元

神氣(しんき)= 五次元

 

という図式ができており

「レイキエネルギー」 イコール 四次元エネルギー

なので、

「人間界に近いエネルギー」

と、とらえておられるようでしたが、

これはちょっと言葉にとらわれてしまっているように思いました。

 

 

そこでこの際、

あらためて「霊」という字を『デジタル大辞泉』で調べてみますと

 

①肉体と独立して存在すると考えられる心の本体。

 また、死者の魂。たま。

 

②目に見えず、人知でははかりしれない不思議な働きのあるもの。

 神霊・山霊など。

 

となっています。

 

 


 

  

 

あんまり言葉にこだわりたくはないのですが

誤解が多いので敢えて説明しますと

 

「レイキ」の「霊」の表すところは

この二番目の

「目に見えず、人知でははかりしれない不思議な働きのあるもの」

の方なのですね。

 

「亡霊」の「霊」とか、「幽霊」の「霊」とか

人間界に近いものじゃないんですね。

 

 

結論から言いますと

 

レイキは大宇宙からのエネルギーです。

言わば、「神氣」のエネルギーです。

 

なんで、創始者の臼井甕男氏が

「霊氣」という言葉を使ったかと言いますと

 

臼井氏が鞍馬山でレイキエネルギーを感得したころは

ヒーリングや民間療法がたくさん出てきた時代でもあり

「霊氣」という言葉を使う人々が多かったのです。

この言葉が「はやっていた」わけですね。

 

 

説明はできないけれども

不思議な効力のある病気治療や民間療法に

「霊氣」という名前を冠する人が

多かったそうなんですね。

 

 

それで現在知られている「レイキ」も

「臼井霊氣療法」という呼び名で始まったんですね。

 

それが不思議ないきさつを経て

ハワイに伝わり、アメリカで広がり、世界に広がっていき

日本に逆輸入されてきたんですね。

逆輸入されたので

「霊氣」は

「レイキ」「reiki」

と文字で表されたりもしています。

 

その歴史についてはこちらも参考にしてくださいね。

 


 

 

 

 

ちなみに

オックスフォード現代英英辞典Oxford ADVANCED LEARNER’S Dictionaryにも

「reiki」という言葉は

ちゃんと載っているんですよ。

 

こんな感じです。

 

reiki:(from Japanese

a method of healing based on the idea that energy can be directed into a person’s body by touch

 

(触れることによってエネルギーを身体に流すことができるという概念に基づいた癒しの方法)

 

 

 

日本でよりも、海外でのほうが

むしろ認知度が高いんですね。

 

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