コロナウィルスのおかげで、この週末は大阪にも
「不要不急の外出」自粛要請が出されました。
私は、やっぱりコロナウイルスに感染する気がしないのですが
元気な人間が、あちこちに動くことで感染を拡げているとも言われるので
電車に乗って出かけるのは控えました。
私が既にウィルスを持っていないとは、言い切れませんものね。
感染していても発症していないだけかもしれませんね。
海外で外出禁止令が出ているとか
外出すると罰金が科されるとか
インドでは、外出者が警察官に罰として腕立て伏せさせられているとか
いろいろ聞くにつけ
自由に外を歩き回れることがどんなにありがたいことか
痛感しております。
私はとにかく鳥や植物や他の生き物が大好きで
外に出て、見たり写真を撮ったりすることが幸せで
ちょっとでも外に出たいと思う人間なので
外出できなくなるのは、本当につらいです。
そうなったらそうなったで
そこからまた学ぶことも
新たに経験できることもあると思いますが
地球が宇宙の中で
生命が生まれるのに絶妙な位置にあって
さまざまな条件が重なり合って
こんな自然があって
たくさんの生き物が生きていて
その中で自分も生かされている
それをもう一度、再確認することも
コロナがもたらしてくれた学びなんじゃないかな。
地球は46億年前に誕生したと言われていますが
最初の生命、原核生物が誕生したのは38~40億年前です。
そこまでで6~8億年かかっています。
生命が生まれることは大変なことなんですね。
多細胞生物が生まれるのは
やっと5億5000年前位です。
地球の歴史を1年に例えると
つまり、地球が誕生したのが元旦で、現在が大晦日とすると
多細胞生物が生まれたのはやっと11月中ごろです。
それまでずっと単細胞生物しかいなかったんですね。
そこから生命は進化の大冒険を経て
5度の大量絶滅がありました。
恐竜が絶滅したのが約6600万年前ですから
12月25日ごろ、クリスマスに当たります。
つい一週間前までは、恐竜たちは元気に生きていたんですね。
ついこの間、ですよね。
人類にいたっては
700万年前ごろ猿人誕生と言われていますから
なんと、大晦日のお昼ごろなんですね。
年の納めの日に、やっとこさと現れた新参者ってことですよね。
想像もできない長い長い歴史を経て
この自然があり
私たちが生きていられることは
全然「当たり前」なんかじゃない
ものすごく稀有なことですね。
自分で書いていて
「うわーーーーーー💕すごい!!!」
って自分で感動してしまっております😊
この間、何気なくテレビをつけると
写真家の小松義夫さんという方が話していました。
エベレストに次ぐ世界2番目の高峰K2の取材に行った時
高度6400m地点で低酸素にあえいだそうです。
そりゃそうですよね。
酸素濃度は平地の半分以下です。
そこから降りて来て、だんだん楽に呼吸ができるようになって
普通に空気が吸えて
水が流れていて
緑がある!
ということが
「しびれるほどに、うれしかった」
のだそうです。
実はこの番組は1年程前にも見まして
その時も感銘を受けたのですが
今回は再放送で、またこのお話に行き当たったんですね。
これも偶然ではありませんね。
この地球で生かされていて
自然に囲まれていて
普通に呼吸ができている
そのことだけで、どんなに満たされているかを
あらためて感じています。
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